2012年06月16日
「聞く力」を読んでみました
聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書) | |
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仕事で、お話を伺う機会も多いので……というのもあるんですが、以前からプライベートでよく言われてきたフレーズがありまして。(特にメンズ)
話をしている最中、必ずといっていいほど言われるんですよ。
「あなた、話、聞いてないでしょ」
聞いてるんですよ? でも聞いてないと思われるようです……。
直接ヒアリングした結果、相づちがよろしくないらしいとか、目が泳いでいるらしいとか、いろんな指摘を受けたわけですが、
たとえば
「うんうん、なるほどね~」
ピッピッピッ
「? 何の音?」
とか
「あ。ご飯炊けた! 混ぜてこなくては!」
とすぐ反応して、話の腰をギックリと折ってしまうワタクシ。
相手の話と同時に、周りのノイズも全部拾ってるせいで、つい均等に反応してしまう。そのせいで「集中してもらってない!」と受け取られるらしいのですね(苦笑)
その分散する集中力を、もっと1点に集めよ!
とのことなんですが、これがどうも難しい……。
でもこれは、たぶん仕事でもそんな感じなんだろうなと思いました。
どうしたらいいのかしらん……ということで、タイミング良く登場したアガワさんの本を拝読したわけでございます。
インタビューを中心としたお話なのですが、その中でアガワさんが経験から気をつけていることなどが軽いタッチで紹介されておりました。
私のようなケースは具体的どうという答えがあるわけではないのですが、「ただ聞くこと」の大切さは伝わってきました。リアクションの方法とか、オウム返し質問法とか、質問の考え方とか、仕事でも役立ちそうなコツもいくつかありましたので、人から本音を引き出したい方にはお勧めかもしれません。
とにかく。
1度聞いてもらえてないって思われてしまうと、そこから先を話てくれなくなったりして、こじれたりするんですよね。「聞いてるよ!」と力説して、聞こえた話を繰り返しても、スネられたらおしまい(苦笑)
集中力を鍛えなくてはいけないようなんですが、それはまた大変そうなので、まずは周りのノイズが聞こえても、無視する努力から始めようと思いました。はい……。
投稿者 suzumari : 2012年06月16日 14:29