2011年07月18日
日本とはなんぞや、みたいな
日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書) | |
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Facebookのニュースフィード上で読んだという方をちらっとみかけて、「日本て世界で一番人気なんだ~」というところから興味を持ったので、TSUTAYA GALAPAGOS で購入して、毎日ちびちびとお風呂で読んでました。へ~連発。強引だなぁと思える部分もありましたけど、日本史をじっくり学習してこなかった自分(高校では世界史を選択したけど、自分はナントカヌスとかナントカ何世という名前が覚えられないと判明w)には新鮮でした。
確かに建国の話って、たっぷり習った記憶がないですね。それは神話の世界になってしまうから、ってことなんだけど、旧石器時代、縄文時代、弥生時代、そして忽然と天皇がでてくるという流れで習った記憶はあります。
「天皇」という存在について、真剣に考えたこともなかったなと気づきました。天皇、三種の神器、国民……「国民の幸せを祈る存在」という考え方はいいな。巻末で著者と北野武の対談があるのですが、共感できる部分あり。著者さんが旧皇族の流れをくむ方ということなので、多少バイアスがかかっているところはあるのかも。
今朝方の、ちっこいなでしこジャパンがデカイ米国の壁を破るという快挙により、一層日本の存在が世界の目に焼き付いたことでしょう。これをきっかけに、「日本」をキーワードに読書するのも悪くないんじゃないかなと思いました。日本食の歴史もおもしろそうだし。
それにしても日本って建国2000年かぁ。そんなに続いてる国は1つもないよ!ってことで、これ自体まさに歴史的快挙。日本人がもっと「日本はすげえんだよ!」って言える教育をしていただきたいですね。「自分たちの国の神話を教えない民族は百年以内に必ず滅びる」って言われてるんですってよ?
投稿者 suzumari : 2011年07月18日 14:03