2011年04月02日
「池上彰の新聞活用術」を読みました
インプット枯渇・・・_/乙(、ン、)_
というわけで、時間あるわけじゃないのに、乾いたココロを癒やすために読書です。そして、つい先ほど読み終わった本がこちら。
池上彰の新聞活用術 | |
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これ、自分で購入したわけではなくて、ダイヤモンド社で行われたセミナーに参加した際、いただいたもの。講師のパソコントラブルで、開始から30分以上に渡りスクリーンが使えなかったんですね。そこで、終了後にお詫びということで、ひとりに1冊ずつ好きな本をどうぞ、とサービスされたのであります。
いろんな本があったんですが、わかりやすい解説で今時の人となっている池上氏の名前に惹かれて手に取りました。
実はアタクシ、最近ゴールデンタイムには全くテレビをつけません。
いや、夜のニュースだけ見てるような状態なので、池上彰氏のすごさを直接感じたことはないに等しい(苦笑) ですが、この本を読んで、わかった気がします。
いいオトナなってきたせいか、はたまた仕事のせいか、表現、言い回し等の最強事例の意味もかねて、実は密かに新聞に注目し始めているところでした。それを池上氏に後押しされたようです。新聞はただ文字が書かれているわけではない。自分が思っている以上に、新聞から学べることが多そうだ、そう感じさせられました。
とにかく新聞を読もう、できれば全部目を通してほしい。そして疑問を持ってほしい。その答えを紙面に探してほしい。違う新聞と見比べると、さらにいろんなことが浮き彫りになってきますよ、と説いています。(たぶんw)
ぼーっと文字を追っているだけでは「いつどこでこういうことが起こりました」「ふーんそうなの」で終わってしまいますが、さらに一歩進んだ読解力を養いたい人に、事例とともに、その視点を与えてくれているという感じかな?
ただ、「活用術」となっているため、より明確な何かが得られる、こうすればこうなりますよ、的な答えを求めて手にされた方も多いようで。某所の感想ではネーミングに渋いコメントも見受けられます(苦笑) 確かにそうかもしれませんねー。
勉強術というのも以前出されているようなので、どう違うのか興味はありますが。
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彼が知識と表現の幅を持っているのは、読んでいるからですね。
新聞といえば、今はなんらかのポータルサイトをチェックしていれば、必ず複数の新聞社が配信する記事に触れられます。人気のある記事から順にチェックできます。みんなが読んでる記事なので、おさえておけば間違いない。
とても便利ですが、そうやって過ごしているうちに、大きなニュースとして扱われているものだけに触れてていいのかな、と思うようになりました。時間がないときはそれでもいいんだけれど……。
紙の新聞は、バッと開いたら、大きなものから小さな扱いのものまで、すべて手元にあるわけです。どこから読むかは読み手次第。これはこれですごいことかも、なんて思えるようになったこの頃であります。
あとACのCM「読めばあなたの知層になる」、これにガツンとやられました!
CMそのものは本についてですが、知的だと感じる人はとにかく読んでますから。これ、オトナになると特にわかります。知層の厚さの差が顕著に表れてきますから。
ブログでも本でも新聞でもネットの記事でもツイッターでも、とにかく文字を読んでるんですね。だから知ってるし、言葉も出てくる。人の発言について、記事について、疑問を持てる。指摘できる。表現できる。理解できる。今なら、デマかどうか自分の頭で考えられる。(あ、あたしの本は買い占めOKですよ!)
読む人は考えられる人であり、行動できる人に成長するよなぁ・・・。
あんまり読んでこなかったアタクシなんぞは、支離滅裂なブログのエントリーを書いて満足しちゃうのでありました(苦笑)
投稿者 suzumari : 2011年04月02日 19:41