SUZUMODE

登場人物はインドの神様ガネーシャと男性サラリーマン。
この神様、神様なのに超ゆるゆる。
インドのゾウなのに、バリバリの関西弁です。
関西弁っていっても、大阪なのかな？ こいつがメチャメチャ面白い。
このキャラクタが秀逸なので、随所で笑わせてもらいました。
釈迦との「今生の別れコント」とかあり得ない展開！ｗ

自己啓発本、みんな書いてあることは一緒なのに、次から次へと新しい本が出てくるのはなぜか。なぜみんな飛びつくのか。なぜ読んでも変わらないのか。そこに気づきたい方にはお勧めかも。読んで安心させない落とし穴付き。

ガネーシャの言葉を読んでいるうちに浮かんだのが、今をときめく孫正義氏でございました。別に孫正義ファンってわけじゃないけど、ガネーシャが言ってること、そのままやってる人いるよね、と思ったのです。それでどうなってきたか確認できる著名人って彼じゃない？ って。別に孫さんがこれ読んでやってるわけじゃないですよね。でも「成功者ってどうして成功してんの？ なんか(楽して達成できる、自分にもできる)秘訣あるんじゃないの～？」と思ってる人は、“デジタル教科書の導入の夢を熱く語る今の孫さん”を頭に描きながら読むとわかりやすいかも。特にラストのほうね。結構ダブると思います。

ところで。とても楽しく読めたんですが、この年で自己啓発本を読むって、無性に空しいっすね～！(^o^;;;
読むなら20代ですわね。

まぁせっかくだし、ただ読んでおしまいっていうのもナンだし。どうせならなんかプラスしたいな、と思ったので、読んでいて「おっ」と思った文章や、ガネーシャの課題をiPhone 4でバリバリメモしてみました。写真に撮って残すのではなく、文字入力ね。アプリはお気に入りの「RainBow Note」。結構な量になりました。間違って消したりしてはいけないので、メモが終わったら、Googleドキュメントにエクスポート！ 全部布団の中で寝転んだままできました。

これで本を返してもポイントを思い出すことができます。
便利だー！