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2009年05月15日

改めて「Star Trek ジャパンプレミア」を写真で振り返る

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ライトアップされたエンタープライズ
ライトアップされたエンタープライズ posted by (C)すずまり

Vistaの復旧はあきらめたので(T_T)、仕事に戻る前に改めてジャパンプレミアを振り返ることにしました。

まず、EOS Kiss X3の拡張ISO感度が大活躍だったことに触れておきたいであります。やはり無理してでもX3ですわ! 上のエンタープライズもストロボなしのISO6400です。レンズはEF24-105mm F4L IS USM。どんだけ手ブレがなかったか!! もうびっくりするほどです。

スター・トレックとは?

1966年より繰り返し放送されている大人気のSFシリーズです。最初のシリーズで登場した耳の尖ったミスター・スポックなら知ってるという方も多いはず。今回の映画は、半分彼の話といっても過言ではありません。ご存知ない方はWikipediaのスタートレック - Wikipediaの「概要」や「作品リスト」を参考にしてくださいませ。

いろいろあるのでわからなくなるかもしれませんが、今回の映画の年代としては、TV最新シリーズ『スタートレック:エンタープライズ』 (Enterprise, ENT)と、シリーズの出発点となった『宇宙大作戦』 (Star Trek, The Original Series, TOS)の間ですね。「ENT→映画のハナシ→TOS」って感じです。ただし、リ・イマジネイションされてますがw

会場編

さて。ドトールで軽く腹ごしらえを済ませて18時ごろ会場にいくとこの状態。びびりました。何が起きてるのかと。

セレモニー前
セレモニー前 posted by (C)すずまり

受付ではがきと座席指定券を交換し、周辺を観察。

なにやらレポートも
なにやらレポートも posted by (C)すずまり

ぐるりとファンが囲んでおりました。

すごいことに
すごいことに posted by (C)すずまり

外にモニタがあり、中の様子を映し出していたのですが、この様子ではなかにエンタープライズが仕込まれているとはわかりませんでした。てっきりこの中で“外部に非公開な”セレモニーが行われるのだと思っていたのです。ああなるとは!

セレモニー前の内部
セレモニー前の内部 posted by (C)すずまり

柵の向こうにサイン色紙を持ったファンが。もしやここは出演者に近づける絶好のポイントなのでは! と思い、アテクシも粘ってたんですが(^^;

ここから誰かでてくるかと
ここから誰かでてくるかと posted by (C)すずまり

19時には中で着席すべしとのことだったので、トイレの列も考慮して、少し前には中に入ったのでした。

すると入り口の通路がこんな感じになっており! なかなかの演出。

入り口
入り口 posted by (C)すずまり

館内に通じる通路
館内に通じる通路 posted by (C)すずまり

しかも階段にまでライトが! いつもこうじゃないんですよね?

館内の階段
館内の階段 posted by (C)すずまり

セレモニー編

30分遅れでセレモニーが始まりました。徐々に脈拍があがりそうな音楽とともにレーザーのような青紫のライトがビュンビュン飛び回り、最高潮に達した瞬間、バッと幕がおち、巨大なエンタープライズ号が姿を現しました。同時にその前に敷かれたレッドカーペットには監督および来日中の出演者が横並びに表れるという演出。転送をイメージしていたようです。

館内のイスに座りながらスクリーンを通じてその様子を見ていたアタクシ。黒い幕が落ちてエンタープライズ号が現れ、出演者が登場したのを見たときは、素直に中にいた自分を呪いました(苦笑) あれじゃたまたま通りかかった人のほうがラッキーですもの~~~~~!! 二度とないチャンスだったのにくやしーーーーーー!

(追記)5月19日、AMNさん経由でパラマウントの公式写真をいただくことができましたので追加しておきます。

セレモニーの様子
セレモニーの様子 posted by (C)すずまり

エンタープライズ号の前で
エンタープライズ号の前で posted by (C)すずまり

登場した出演者や監督
登場した出演者や監督 posted by (C)すずまり

しばらく座席でモンモンとしてたんですが、トイレに行ったついでにスタッフ捕まえて、外に出られないのか、再入場はできないのかと質問。するとあっさり再入場OKとのこと。ぬわにーーーーー(⌒▽⌒;
あわてて飛び出すと目の前にこれ。

新宿にエンタープライズ出現
新宿にエンタープライズ出現 posted by (C)すずまり

飛び出してよかったね!

実はこんな演出に
実はこんな演出に posted by (C)すずまり

出演者とレッドカーペットに現れる有名人のため、ごったがえしてました。
とりあえず雰囲気だけ……。

迫力
迫力 posted by (C)すずまり

近づけないのでカメラ掲げて勘でシャッターきりました。G1なら液晶見えたな(苦笑) でも掲げて適当にシャッター押してもブレてなーい。さすが高感度!

近くでザッカリー・クイントを見られたので幸せです。
HEROESでは凶悪なサイラー役ですが、本作では若き日のスポックを演じています。かなりハマってました。母親役があの方というのはびっくりしましたけど。スポックの父サレクはTNGでピカードと精神融合してますよね。そのとき傍らに母がいましたよね? ということはあの展開はやはりアレがナニしたせいですか? と、頭の中が混乱してますが。

ジェームズ・T・カーク役のクリス・パインは雰囲気が違うので最初わからなかったわ。髪型が違ったせいね。映画は彼が誕生する直前の出来事からスタートします。要ハンカチ!!(TT) ちなみに母親役はDr.HOUSEに出演しているあの女性。

とにかくごった返していて、全員撮るのは至難の業でした。
(アップはさすがにまずいよね)

人だかり
人だかり posted by (C)すずまり

ごったがえし
ごったがえし posted by (C)すずまり

この後ぐったりしながら再び試写会会場へ。舞台挨拶を経て上映となったわけです。セレモニー自体は2分程度。あとは小一時間サイン会みたいな感じでしたね。

舞台挨拶編

舞台挨拶では監督が「東京は世界一大好きな都市だ」というと、司会のクリス・ペプラーが「またそんなこといって。香港にいったら香港が一番好きだっていうんですよ」と突っ込み。「絶対そんなことない!w」と監督も負けじと言い返してましたね。話が切り替わるタイミングで自然に「ハイ」なんて言うもんだから、会場から「おお~~wwww」とどよめきがおきてました。好きだっていうのは本当なのかも。成功の要因を聞かれると「みんながエキサイティングでロマンチックな映画を求めていたからでは」とコメントしてました。

次に呼ばれたのは製作総指揮のブライアン・バーク。口を閉じて黙ってJJの言うとおりにすることが成功の秘訣とかおどけつつ、製作する際に心がけていることとして「自分たちが本当に気に入って愛せる作品を手がけるようにすれば、観客のみなさんにも喜んでいただけるではないか」と話していました。

カークを演じたクリス・パインは「ハジメマシテ~クリスパインデスゥ~アリガトゴジャイマス~ニッポン、サイコー!」といって歓声をうけてましたw 日本語はこれしか言えないとか。役作りとして最初にオリジナルシリーズを見たそうです。その後、製作に入る前にJJから「とにかく新しいキャラクタに生まれ変わらせて」と言われたとかで、それを心かげたそうですわ。

続いてマッコイ役のカール・アーバン。カンペを見ながらとはいえ、日本語長文に挑戦です!

「みなさまこんばんば (ここで謙遜めいた言葉が入ったけどよく聞こえず) わたし日本語すこしだけ(中略)わたしたちは東京にいると、こころからうれしいです。大変なお世話になりました。いろいろなこと ありがとうございました」

ここでやんややんやの大拍手!

クリス・ぺプラーが「日本に住んでたことあるのかと!」みたいな突っ込みを入れると「実は過去に来たことがある。ロード・オブ・ザ・リングという“とても小さい映画”で日本に来たんだ」と回答。するとクリス・ペプラーが「しらねぇなぁwwww」としらばっくれました。するとカール、とび蹴りせんとばかりにクリス・ペプラーの元に走ってゆくというパフォーマンスを見せ、会場を拍手と笑いで盛り上げてました。

マッコイ役の苦労を聞かれると英語で「この偉大なクリス・パインと共演するわけですから、本当に心からがんばった。そうしないと小さく見えてしまう」とリアクションに困る回答。クリス・ペプラーも「なるほどそうですか~はいありがとうございますじゃぁ次」とこれまた平凡なリアクションでございました。カール・アーバンは日本語でパワーを使い果たしたか!?

次はザッカリー・クイントでございます。ニモイさんと共演した感想を聞かれて「彼と仕事できたことが今回のハイライトの1つ。ニモイさんは本当にすばらしい方で、いろいろ教えてもらって、今では友人といえるほどになった。彼にはものすごくリスペクトしているし、非常に感謝している。彼も日本にこれたらよかったんだけど」とコメントしてました。

ちなみに、ザッカリーさんは最初に「はろぅはろぅ~うんたらかんたら~」と挨拶してたんですけど、いまいち聞き取れず。わかった来場者から拍手と笑いが起きたので、クリス・ペプラーがそのまま質問に移っちゃった。なんていってたんだろう? 面白いこといったに違いないのに!

続いてスールー役のジョン・チョウ。「温かく迎えてくれてありがとう。東京は初めてだけど、非常にうれしいです」と挨拶。スールーはフェンシングとカンフーが得意という設定なので、自身はマーシャルアーツ系のことはしているかと聞かれ、「素の僕はそんな危険な男じゃないのでみんな遠慮なく僕のこと抱きしめてください」とこれまた微妙なコメント!!!!! それはオリジナルでスールーを演じたジョージ・タケイが、ていうかワシが深読みしすぎですか!?(苦笑)

最後はネロ役のエリック・バナ。いきなり「日本にまたこれて光栄ですぅ」と話し出し、会場から拍手と「ヒュー!!」の声。結構流暢でした。直後、「言いたいことを全部カールに言われてしまったので、短めにしておいた」と英語で言い訳してました。

素の本人はかなりのイケメンなんですが、映画では特殊メイクをしての出演なわけです。その点について面白かったかどうか聞かれ「あれは特殊メイクだけど、今日はこの顔の下にしてます」とボケてました。これまでにないキャラクタを演じられたことは光栄で、とにかく撮影は楽しかったとか。

ここでクリス・ペプラーが「実は私は女なの~といっていたけど訳されてなかったな」みたいなボケ(!?)をはさんで会場から失笑が漏れたとか漏れないとか。

この後報道陣のみに向けたフォトセッションが行われ、指をくわえて見ていました。

本編について

映像は迫力あるし、リ・イマジネイションにより、「そそそそういう関係ですか!!」とう場面あり、ニモイさんの登場ありでファン的には大満足! でも知らない人にはどうかな。やはり前後のシリーズを見ていないと意味がわからない(なぜみんなが笑っているのかわからない)だろうし、カークとスポックの出会いの重要性、シニカルなマッコイとのかけあいなんかはつかみにくいような気もしました。

ちょうど今スーパードラマTVで、まさにカーク&スポックの「宇宙大作戦」を放送中だし、5月23日~24日は「スタートレックまるごと20時間」が放送されるので、見られる環境にある方は要チェックです。

私はあの顔ぶれで次回作を見たいと思いました!

そして試写会終了後の様子がこちら。

しばらく展示してるってアナウンスがあったんですが、翌日仕事で再び新宿に出たので立ち寄ってみたら、跡形もなくてびっくり!

エンタープライズが!
エンタープライズが! posted by (C)すずまり

かなり早く撤収されてしまったようですね。しばらくって本当に短時間のしばらくだったのね……。

でもいい思い出になりました。
プレスキットみたいなものがあったらさらによかったんだけど。贅沢か(^^;

実はこの日、直前に西新宿を歩いていてこんなものを見かけたのです。

あれは!?
あれは!? posted by (C)すずまり

あんなところにエンタープライズ号が不時着しとる!?

エンタープライズ!? なんちて
エンタープライズ!? なんちて posted by (C)すずまり

そっか~映画館前は都合がわるいから、ここに飛んできたのか……のようにも見えて、なかなか面白いですね。

投稿者 suzumari : 2009年05月15日 05:11

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コメント

楽しいレポに釘付けです。素晴らしい文章だ! ありがとうー。

投稿者 : 2009年05月15日 19:20

見てくれてあんがとー!
書きなぐりの域は出ませんが、一般的な媒体では載せないであろうコメントを全部網羅してみました(^^)

投稿者 ま : 2009年05月15日 19:50

あざす! しかし羨ましいですわ~。

投稿者 hiziri : 2009年05月15日 21:46


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