2008年05月20日
「パシル・プティ」で砂風呂初体験 #2
■砂風呂で1次発汗
さて。ロッカーで着替えます。すっぽんぽーんになり、渡されたガウンを着ます。小さな入り口をくぐると、40~45平米くらいのスペースが白い砂で埋め尽くされておりました。
あつぅ!(苦笑)
すでに蒸し暑いです。サウナほどの息苦しさはありませんが、砂の上はなかなかホット。人一人分の穴が掘られているので、そこに横になります。手際よくおねーさんが砂を乗せてゆきます。マジでホットです!(^^; 砂が乗るたびに全身に熱が回る感じ。そのうち、胸の上に乗せられた砂の重さで、息苦しさを感じはじめました。
考えてみたら、人生におい砂の中に埋められたのはこれが初めてじゃないか!? そのせいか、かなり緊張しており、砂の重みと暑さ、息苦しさが要因となり、これまで感じたことのない不安感を呼び起こしているのがわかりました。閉所恐怖症の方なども似たような感覚を覚えているのではないかしら。
何よりも肩までどっぷりホットなのです。それだけでのぼせないかと不安になります。自分でも加減がわかりませんからね。のぼせて吐き気を催したときの気分の悪さったらないですからね。それを考えると、どうも平常心ではいられません。
それがピークに達したのは、砂による「アイパック」をしてもらったとき。不安なのに、目が見えなくなるんですよ(^▽^;) しかも砂の熱さでのぼせへの不安が最高潮に! アイパックをしてもらったあと、いよいよカウント開始だったんですが、1分もしないうちにそばについているスタッフのおねーさんを呼んでしまいました。
「やはりアイパックは止めたいんですが……」←ものすげー弱気wwww
「アイパック」の代わりに「ヘアパック」になりました。顔の「アイスパック」なるものもあるらしいんですが、初心者にはおススメできないとのこと。なぜだろー? 温度差が激しくなるからかしら? いずれにしても、「アイパック」から「ヘアパック」に変わり、顔面の温度がやや下がったこと、視界が確保されたことで、あたくしやっと落ち着きました。
その後は5分に1度のペースで、顔に霧を吹いてもらい、冷たいタオルで汗をぬぐわれました。これはパラダイスな瞬間です。5分おきに調子を聞かれますので、無理だとおもったら途中退場OK。
15分を過ぎたところで体の上の砂を少し取り除いてもらい、両腕を地上に出してくれました。これでまた大分ラクになりましたねー。無理して言われたとおりの態勢をキープしなくても、自分で随時足を出したり手を出したりしてもよいのだそうです
考えてみたら普段お風呂は40度くらいが好きですが、それも半身浴なので、肩までどっぷり温められることって滅多にないんですね。半身浴ならいくらでも入っていられますが、全身は慣れていないので辛い。。
15分過ぎたところで「どうしますか?」と聞かれたので、「20分までやります」と告げて、続行。入っている間、何が辛いかといえば、音楽も映像も何もないことかなぁ。なれてくれば目を閉じて時間の経過を楽しめるのでしょうけど。無駄な音楽でお客の変化を見逃したらまずいというのもあるかもしれませんが。
そんなこんなで、なんとか砂風呂20分をクリア。砂をどけてもらい、体を起こしたところ、思いのほか発汗してるのがわかりました。顔を流れる汗はわかるんですが、埋まってる部分は感じないんですよねー。もともと汗っかきですので、ガッツリ汗をかいたようです。
砂風呂から出たら、砂まみれのガウンを脱いでシャワーです。お湯またはぬるま湯で、という指示でございましたよ。冷水にすると体によくないとか。砂と汗を落として、新しいガウンをまとい、8階へと続く螺旋階段をおりてゆきます。「こんなビルにこんな空間が!?」 と不思議な感覚になりますよん。ただしあたくしメガネをかけられなかったため、視界がいまいち不良でしたけど。
投稿者 suzumari : 2008年05月20日 19:03