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2008年04月29日

火種リレーの謎が解けた

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長野の火種リレーの際、大挙して押し寄せた中国人のみなさん。マイクロバスでご登場とのことだったのですが、どうしてなのかと思ってました。なぜ世界中であんなに集まるのかと。熱いな中国人!! そんな感じで見てました。

が! 実は……

当局は同胞がどこに住んでいるのかすべて把握しているよそう。今回の長野では、誰が参加したのかしないのかがわかる形で、バスの指定乗車券が送りつけられていたらしいです。乗らなかったら席が空きますからね。自動的に点呼取られたのと同じことに。

彼らの文化では、このような招集に対して、参加しないと裏切り者の烙印を押され、本人の将来に暗い影を落とすだけでなく、本国の家族にも危害が及ぶのだそうです。当然、日本以外の国のリレーでも同じように「集会」への「招集」がかかっていたそうで、現地では大使館員と見られるスタッフがビデオカメラを回している姿も確認できたとか。

中国人のみなさんの行動は、本心とは別のものと考えられます。家族を人質にとられているも同然の状態ですから、チベット支持者に遭遇したら、徹底抗戦。それが命がけの愛国精神アピールですわ。そうでもしないととんでもないことになるんですもの! 何割が本心からで、何割が仕方なくかはわかりません。でも、ヤラセであることは間違いない。それを中国は、嬉々として報道していたというカラクリです。

ネタ元は明かせませんが、実際に招集され、悩んでおられた方のブログを拝見しました。(一応普通に公開されてるものなのですが、迷惑かけたくないし)

何にでも裏があるのですね。これを知っていると、報道への視線も変わります。
沿道を埋め尽くす真っ赤な旗。チベット支持者をみるや、旗を奪い取り、蹴りを入れる彼ら。大声で愛国心を叫ぶ彼ら。彼らはそうするしかないのです。中には集団ヒステリー状態になって、思いも寄らない行動に出てしまうこともあるでしょうが、そもそも個人として攻撃的であるとは限らない。チベット支持者を敵視しているとは限らない。と、冷静な目で見ることができます。

投稿者 suzumari : 2008年04月29日 12:38

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