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2007年07月05日

人気の家庭用ラップはポリ塩化ビニリデン製

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今読んでいる本に、「電子レンジ等で大活躍の家庭用ラップは、燃やすとダイオキシンの素になる塩化ビニリデンでできているうんぬん」と書いてありました。

なぬー! と愛用の「サランラップ」の成分をみてみたら、

ポリ塩化ビニリデン

と書いてありました。ガーン!(;゜Д゜) 

ただし、ダイオキシンの発生は焼却温度によりけりなので、適切な焼却処理をすることで発生を最小限に抑えることはできるらしいんですけどね。ダイオキシンと家庭用ラップの関係を検索してみたら、「塩化ビニリデン衛生協議会」というサイトがありまして、「ポリ塩化ビニリデンとは」なるページが。さらには「ダイオキシンとポリ塩化ビニリデンのこと」(PDFファイルです)というそのまま直球ストレートな解説が!

PDFの内容をうんと要約すると、家庭用品の中にはラップだけでなく、塩素を含む製品は深く深く入り込んでいるので、適切な分別と、適切な焼却条件(適切な焼却施設)を行うことで、有害物質の発生を大幅に抑制できるという主張ですね。さらに、家庭では絶対燃やすな!と。(本にもありましたが、塩ですら800度で結晶が融解する際、塩素が離れるため、ダイオキシンを発生するそうです)

でも個人的には、家庭用ラップのような身近なものまでダイオキシンの元になってたのかーとショックですわー。使ってはポイ、使ってはポイの繰り返しですからね! 家庭では燃やすな、燃やすなら適切な焼却施設で、といいますけど、根本的には燃やしても問題ないほうがありがたいですね。

本の中では、燃やしても有害物質をださない「無添加ポリエチレンラップ」というのも紹介されていました。

 

昔、クレラップやサランラップ以外の家庭用ラップを使ったことがあったんですが、なんとも心持たない使用感で、イメージ悪かったんだよな。何ラップか忘れてしまったけど、母が生協の配達を受けていたので、おそらく無添加だったんだろうと思います。今ではかなり改善されてるようなので、見つけたら買ってみようかしら。

本の中ではペットボトルのリサイクルについても問題提起されてまして、なかなか考えさせられるものがありました。リサイクルするのに多大な(余分な)エネルギーを消費して、それがさらに環境汚染につながっているとか(苦笑) 一番いいのは、燃やしてエネルギー(発電)に回すことだとも。

本のタイトルはずばり「リサイクルは資源の無駄遣い」

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生物と無生物のあいだ 環境問題はなぜウソがまかり通るのか

by G-Tools , 2007/07/05

 

地球温暖化防止の話も面白かったです。二酸化炭素の削減が叫ばれていますが、データ上、気温が上昇してから二酸化炭素が増えているんだとか。二酸化炭素が増えたから上昇したんじゃないんですって。まじ~?(^o^;; 考えてみたら、地球が誕生してから45億年、人間が誕生する前から、暑くなったり冷えたり、ダイナミックな気候の変化が起こってますものねぇ。

鵜呑みは怖いですけど、へぇ~と思うものも多いですよ。

投稿者 suzumari : 2007年07月05日 13:00

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