SUZUMODE

最初から 1対ｎ なんですよ

Check Tweet

数日前から某ブログを発端に事件がおきているようです。

そういうときに限って、公開リンチだとか、わざわざ晒すなんてひどいとか言い出す人がいるのですよね。リンチって表現を持ち出せば、相手にダメージを与えられると思うんでしょう。確かにものすごく悪いイメージです。

でも考えてみてください。もともとブログは大公開されたものですし、ネット上で公開された発言なんて、1(自分） 対 n(友達だけじゃなくて知らない不特定多数の人も見る)状態なんですよね。ｎがそれぞれ反論意見を述べたら、そりゃ膨大になりますわ。中には悪いやつだって潜んでます……それも事実ですけど。

「何をさせたかったの」なんて擁護の弁もあるようですが、どうすべきだったかなんて、それは最初から述べられているわけで、擁護したい気持ちは分かるけれども、効果ないですよね。

野次馬による二次災害を望まないなら、擁護者たちは抗議者に「かわいそう」「ひどい」「もうやめろ」的な意見をぶつけるのではなく、正しい方法での問題解決を後押ししてあげるほうがよいのでは、と思いました。問題の収束は本人にしかできないですし、そういう援護のほうが、失言の波紋に恐れおののく本人を勇気付けるのではないでしょうか。

投稿者 suzumari : 2007年06月10日 23:25