SUZUMODE

名前以外に自分の立場を形容するものとして登場している「主婦」という言葉。他に名乗る肩書きがないから、とりあえず結婚してるから「主婦」となるのかもしれない。(結婚していなければ「家事手伝い」とか「無職」になるんかな？　特に女性の場合）

これはあくまでも私個人の考えだけど、「主婦」という言葉はものすごく「家庭」に結びついているし、なによりも家庭優先だろうなというイメージがある。もっといえば「仕事」と結びつかない。なにはさておき家庭にウェイトを置いてると感じるのであります(あくまでも個人的に)。

でも、家事“も”しているから「主婦」と名乗る場合もあるんだろうか。
結婚していることを表す意味として「主婦」とつけることもあるんだろうか。

なんて考えちゃうんです。
なんでこんなことを考え始めたかと言うと、今日見たとあるメルマガで

写真作家。主婦。(中略)　各地で講座、ワークショップ、スクラップブッキングの講師をつとめる。

という紹介文を読んだから。あえて「主婦」と書かずとも十分なくらいの活動プロフィールなのに、2番目に「主婦」と書いてある。なんか妙な違和感を感じたんだよね。

暗に気持ちの優先順位なのかしら？　とか、「家庭を持ち、家事もこなしながらもこれだけ活発に活動している輝いてる女性！」という強調のために用いられているのかしら？　とか、大して意味なんかないかな？　とか、前述の通り、あたしに「主婦」という言葉に対して仕事と結びつきにくい偏見があるからそう感じるだけかしら？　とかあれこれ考えをめぐらせてしまうんだよね。

あたしの周りには既婚のバリバリビジネスウーマンもいるし、デザイナーもいる。けど

○○○○　会社員・主婦

とは書かないよなぁ。立場的には相容れない単語同士な気が。

○○○○　デザイナー・主婦

ってのも見たことないよなぁ。

○○○○　主婦・クリエイター

うーん。やっぱり違和感。

あ、「主婦アフィリエイター」っていうのは見たことあるな。主婦だけど空いた時間を利用してネットのアフィリエイトでこんなに稼いじゃってるんだわさ！　という、実に微妙な印象。半分妬み込み(苦笑)

Yahoo!辞書で調べてみた。

Yahoo!辞書－大辞泉
しゅ‐ふ【主婦】
一家の家事の切り盛りをする女性。「専業―」

「はてな」でも調べてみた。

はてなダイアリー - 主婦とは
１，一家の主人の妻
２，一家をきりもりしている婦人。女あるじ

※補足

Yahoo!辞書－大辞泉
きり‐もり【切（り）盛り】
[名](スル)
1食物を適当に切ったり器に盛ったりして分けること。
2物事をうまく処理すること。切り回し。「大世帯を―する」

さらにしつこくウィキペディアでも調べてみた(^^;

主婦 - Wikipedia
主婦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
主婦（しゅふ　housewife あるいは homemaker）とは、家事・育児に専念する女性をいう。
近年では、専業主婦、兼業主婦などの語もみられ、主夫という言葉も生まれている。したがって、現代では、主婦は必ずしも家庭内役割のみを担っているわけではないが、「男は仕事、女は家事・育児」とする、近代的な性別役割分担に期待された家庭内役割の責任を負い、実際に遂行する女性を表すことが多い。

ふむー。やっぱりウィキペディアはリアルだな。

結婚されてる女性のみなしゃん、どんなときに自らを「主婦」と称しますか？　いかんせん自分がその立場に身を置いたことはないのでわかんないのよ。偏見なら正してゆきたいのよ。いろいろ理解してゆきたいのよ。世間ではどうなってんのか知りたいのよ。