SUZUMODE

「うむ。文句言うしかない」と決意したところで、先ほどのおばさんがナプキンを取りにきたんで、灰皿が大変なことになっていると告げた。最初、話しかけられておばさんびっくりしてた。そーだよね。最近突然話しかけられるとしたら「勧誘」くらいだもんな(苦笑)
「この灰皿をそのままトレイに乗せたら、きっと灰だらけになりますよ」というと「私さっきそこから取っちゃったわ！」と大慌て。

おばさんの席は灰皿置き場からすぐ近かったんで、二人で足を運んで確認。「ほら、灰だらけでしょう？」と指差して、さらに持ち上げて「やっぱり灰が散らばりまくってますよね……」というと、「やだ！　全然気づかなかったわ！」と驚いてた。

店員のおねーちゃん呼んで、洗ってない灰皿の山が未使用として提供されている現状を伝えた。たぶん、誰か他のお客が間違えて乗せてったところへ、後から来た人たちが次々とそれに倣ったか、もしくは本当に使用済みを間違えて出したか。でもま、常人なら見りゃわかりそうなもんだし、店員が確認したところ、下のほうに本当に未使用のままもあったので、店の怠慢ではなく前者であると思いたい。

自分の分とおばちゃんの分を取って、1枚おばちゃんに渡した。おばちゃんはちょうどダスターを借りてトレイを掃除してる最中だった。お礼を言われた。別にいいんだけど(^^;

ようやく席について、アイスコーヒーを飲み、サラダをバリバリ食べていると、先ほどのおばちゃんがダスターを返しに行くところ。ついでにあたしのそばにきてこう言った。

「私、全然わからなかったわ。目が悪いの。緑内障なのよぅ～」

確かに茶色い大きなメガネをしてるけど、そのせいなのか。軽く会話を交わして、それぞれ自分のテーブルでくつろいだ。しばらくしてあたしより先におばちゃんが席を立って、通り過ぎる際、笑顔で会釈し、帰っていった。ちょっとお互いいい感じの週末になった？(^^)

その後スーパーで鶏肉を買い(笑)、表に出ると主人の買い物待ちわんこ発見。鞄からキスデジを取り出して撮影！

そのままキスデジを首から提げて、両手にスーパーの袋を提げていつもの商店街へ。野菜が超安い八百屋があるんだよね～。そこでキャベツを1個100円でゲッツ！　何度か買い物してるからか、そこの若旦那に話しかけられた。

「それってデジカメ？」

八百屋からチェックされるとは思わなかった(笑)

その八百屋の隣は中古も扱うカメラ屋さんなんだよね。そこの若旦那もデジ一持ってるらしく、気になったらしい。

「いい写真撮れるんでしょう～？」っていうから、「いい写真が撮れるよう練習してるとこですよ！」と返事しておいた。すると「でもそんな風にいいレンズつけてたらいい写真とれるでしょ！」だって（⌒▽⌒；　「それが案外難しいんすよ～！」とまたしてもしばし雑談。
興味深々の若旦那。

八百屋さんとお客さんの様子はなかなか興味深くて、以前こっそり撮ったことあるので、今度旦那に頼んで、ちゃんと被写体になってもらおう。

ちょいクサクサっとしてたけど、おばちゃんと若旦那のおかげでいい気分で帰ってきた。

めでたしめでたし！