SUZUMODE

先日生まれたばかりの甥っ子を見るのと、嫉妬心めらめらの姪っ子の相手をするために実家に帰省。そこで母が「今日の夜は何を食べたい？食べたいものある？」と聞いてきたので

「そんじゃー久しぶりに鳥の唐揚げがいいな。」

と回答した。鳥の唐揚げなんてどこででも食べられるが、母の手作りは懐かしいのだ。
そしてその夜は母が「ためしてガッテンで紹介されたおいしい挙げ方を実践してみた」という、ニュー唐揚げが食卓に。やわらかくて旨い！　だから感謝の気持ちをこめて、唐揚げをほおばりながらこういった。

「唐揚げがウマイからご飯が進んじゃうねー！」

するとこともあろうに母がこう言うではないか！

「そんなにご飯食べないほうがいいよ！　炭水化物は極力控えて！」

つまり、そういうことなのである。

まぁ女であるにもかかわらず、後姿が「太目のにーちゃん」などと書かれてしまうあてくしなのだ。「デブの」と書かれないだけマシとするか？　小学６年生の頃、後ろから来たおばさんに「奥さん」と声をかけられたことを思うと、どちらがいいか究極の選択ともいえよう。

あと４粒摂取したら、半分くらいになって・・・・いるわけがない(笑)
女性の場合その効果が発揮されるまで１ヶ月くらいかかるというので、４粒後が正念場かもしれぬ。

さて、その母は帰省するたびにあてくしの体型を気にしてくださるのだ。「野菜中心にしなさい」「ご飯は控えなさい」「間食も控えなさい！」と連呼しつつ、食卓では「あんた、これたべる？」と次から次へとおかずがでるわでるわ(笑)　さらに「これ、頂きものだけどおいしいの。あんたどうする？たべる？」と選択権を与えてくださるそれは「お菓子」である。

「間食するなっていっといて、どして勧めるかね？」

というと、答えは「あははは。明日からがんばんなさい」だそうだ。結局あたしは帰省するとなぜかいつもお腹が一杯であり、ヒマそうにしていると「ちょっと昼寝でもすれば」といわれている。だから親孝行のために昼寝をしていると、やってきた別の妹に「いつまで寝てるつもり？」と責められる。

難儀だ。