2005年02月14日
義理の代償
バレンタインデーと聞くと思い出すのが父の話していたエピソード。
かつて職場でバレンタインデーになると女性社員が男性社員全員に義理チョコを配布していたそうです。あからさまに「義理」と表現されたそれを配布された父はそれだけでも憤慨気味だったらしいですが(苦笑)、こともあろうにホワイトデーの日に、義理チョコの代償として、男性社員たちは一人あたり100円だか200円だかを徴収されたそうです。女性陣から!(⌒▽⌒;
部分的に堅実家である父のことですから、
「義理チョコなんていらんのに渡された挙句、お返しが当然とばかりに金を徴収された!そんなものに金を払いたくはない。と言って俺は払わなかった」
と怒ってました。オフィス内の「平等」について、深く考えさせられるエピソードですね…。
(それにしてもひねくれてますね。アテクシそっくりです。DNA鑑定不要です)
義理でもなんでもとにかく渡すことで相手の男としてのメンツを保てれば、以後「配る女性=思いやりのあるやさしい女性」という評価で分けられるイベントですから、誰かにリードを奪われることのないように、女性陣としても立場を考えれば好き嫌いに関わらずいやがおうにも共同戦線を張らざるをえないのでしょうが、何も現金回収しなくても(^^;;
よほど気の利くマメな男性(男性陣に呼びかけて団体で女性陣に報いようとする人)がいない職場だったんでしょうかね。確かにうちの父がそうするとはとても思えませんが(苦笑) 特に戦時中生まれ世代が多かったのなら、ありえないこともないですけど。少なくとも父が女性社員ウケするタイプだとはとても思えないってのはあてくしも保証するところではありますが(爆)
とか考えつつ、そういえば随分長いこと父に渡してないなぁとおもったので、慌てて妹にメールでどうするかお伺いを立て、姉妹戦線を張ることにしました。その前に一応母宛のメールに
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おとーにチョコを送りました。
しかし健康のために「念」で送りましたので、欲しいものをイメージすればOKだ!とお伝えください。
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って送ってたんだけど、やっぱしまずかったかなぁと思ってさ。ヾ(^^;)
投稿者 suzumari : 2005年02月14日 18:14
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コメント
企業間ではお中元とかお歳暮と同じ感覚になっていくのかな。
お菓子業界もいろんなアプローチをすることで、商品の幅が広がるし、やり取りする組み合わせが増えるだけ売上にも影響するから、なにがなんでもって感じではw
それを消費者も上手く利用して、関係を一度リセットするために活用してもいいかもね。
ちょっと空気がぎくしゃくしてた職場やグループだったら、それをきっかけに、一旦笑顔でリセットしましょうみたいな感じで。
投稿者 ま : 2005年02月15日 14:47
うちのオトーの例は、渡す側に「相手の喜ぶ顔がみたいから」みたいな部分が抜けてるよね。もともとシブ~い職場だったのかもしれんけど(^^;
長らくこのような行事戦線を離脱しているあてくしですが、おとーのごとく性格がちょっとあさっての方向を向いているので、みな一斉にという行事をさけ、折に触れてこれはイイ!と思ったものをみつけたときに配布する所存でつ。
投稿者 ま : 2005年02月15日 14:55
>関係を一度リセットするために活用
あーそれはあるかもしんないねー。ああ、なんかオトナの事情…。
そういえば、小学生間の友チョコは、値段と見栄えと人間関係が絶妙~に絡み合ってるらしいです。
友チョコが普及してることすら、人に聞くまで知らなかったっすけどね、わしは。
投稿者 ゆ : 2005年02月15日 15:39
今年はさー、特に友達同士であげあっこする「友チョコ」とか
「自分自身に一番高いチョコを!」とか、
あとは「みんなでわいわい」って感じの報道が多いなぁと思いました。
(なんか今年はウチもお世話になった方系からチョコもらったし。今、トゴルは甘味度がピークです。私はもう食べれません)
多分、「女性から男性へ」という一本やりだと
すずまりパパの事件(?)みたいに、変なこともあって
いろんな弊害があるから、
お菓子屋さんがいろいろ戦略を考えてる結果なんだろうなと思ったりした次第です。
この傾向はいいんじゃな~い、と思ったり。
投稿者 ゆ : 2005年02月15日 14:25