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2004年11月24日

朝っぱらから痴話ゲンカを拝見

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午前6時半ごろ、目の前のマンションの階段付近から弱々しい泣き声が響き始めた。

「いやだ…うぅ! やめてよ・・・うぅぅぅ~・・・うぅぅぅ~・・・」

事件?事件がおきていたらどうしよう!レディが変な男に絡まれていたらどうしよう!と思いながらベランダ側の窓を少しだけ開けてみると、向いの部屋のドアから、突然女の姿が。しかも出てきたと思ったらヨヨヨと地面に倒れ、はいつくばったまま伏せて泣いている。泣きながら立ち上がったかと思ったら、また玄関のほうへ。「あけてよぅ~あけてよぅ~中に入れてよぅ~うぅぅぅぅー!」 最初の泣き声は部屋から玄関に近づいてきたときに響き始めたらしい。

やがて男の声が聞こえ始める。
「ホラ、薬もみんなここに入れておいておくから」
そういって女のものと思われるハンドバッグと上着(薄手のカーディガン)とミュールをドアの外へ出す。そしてかなり抑えた声で「早く。ほら、早く」という。

また女の姿が現れるが、ヨロヨロだ。男は「早く外へ出て」と女の腕をつかんで促す。
「なんだ?調子が悪くなって病院にでも行くんだろうか?」
窓の隙間からチラ見しながら考えたが、最初の女の登場の仕方は尋常じゃない。中島みゆきの「わかれうた」を地で行くような倒れっぷりだったし。

「いやだ・・・・鍵貸して~鍵貸してよ~」といいながら女が泣いている。

また男の姿が現れる。鍵を貸してとしきりに言い続ける女。そのうち、立ち直ったかのような勢いで女が階段を降り、その後ろを男が続く。

階段の下で、もめるような声が聞こえてくる。

「だったらどーしたらいいんだよ!」と男の方が抑えた低い声で言い、直後から気配が消えた。女の姿だけが視界に残っている。女は白い携帯電話を地面にたたきつけた!と同時に、しゃがみこんで顔を覆い、泣き出した。

間違いなく痴話ゲンカっすな(-_-)

素足にミュール、薄手のカーディガン、半そでのTシャツにジーンズといった格好のまま、女は部屋の前の階段に座り込んだらしい。しきりと「早く戻ってきてよ」と言い続けている。ということは、先ほど一緒にでていった男は、鍵を持ったまま外出したらしい。 女はずっと玄関前で待機するつもりか? と思ったらなにか言い続けた後、「後で絶対警察いくからね。後で絶対警察いくからね…警察いくから!」 と言い放った。

二人は完璧に終わりですか(-_-)

しかしその後また「鍵貸して。鍵貸して。鍵貸して。」を連呼したかとおもったら鼻水すすりながら引きずり回されたとか、体がホント痛くて動けないよ~と言っている。玄関先に倒れながら出てきたのは、まじで引きずりだされた瞬間だったと思われる。そこまでされるとは、一体何したんだぁ? 男性はかなり小柄なので、女を玄関まで引きずっていくとはよほどと思われる。

その後も服だけ取るから鍵を貸してとか、寒い寒い寒いとかいろんなことを携帯電話に向かって話していた。これらはすべて男の留守電に吹き込まれたのだろう。

女は10~15分ほどそうしていただろうか。

寒いのはわかる。あたしもさみーもん!その格好で階段に座り込んだら、絶対お尻冷たいし、冷えるし、トイレ行きたくなるぞーなどと考えていたら、ペタンペタンと階段を降りる音がして、ミュールが遠ざかっていった。

どうかこれ以上派手な事件がおきませんように・・・(-_-)

というか、その後の展開に関する妄想が止まりません!

投稿者 suzumari : 2004年11月24日 13:25

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