2004年10月25日
相性の悪い土地
今住んでいるところの近所に、かなり無謀な条件で引越し先を探しております。
ええ、強引な条件だってことは知ってますよ。だけどもしかしたら掘り出し物があるかもしれないわけで!
最初に今住んでる部屋でお世話になっている不動産屋に行ったけど、条件きくなり無理だろと顔に書いてありましたね。にいちゃんの。あんまり真剣じゃなさげ。おまえー町のおやじ経営不動産屋じゃあるまいしー。物件もあまりなさげだったので、ネットで探した物件から、新宿の不動産屋にお世話になることに。行ってみたらすげーのなんの。小さい不動産屋だけど、次から次へと人が入ってくる。座る場所もなくなって、営業さんが一人で3人くらい同時に相手をしないとさばけないくらい。その間、部屋の隅ではFAXが新着物件情報をガンガン受信中。地元の不動産屋とえれー違うな。新宿という土地柄もあるかな。
ちなみに、初台の不動産屋にいったら、そこは典型的なおやじ不動産屋(笑)
「すみませーん」と入っていくと「なんだい!?」 なんだいじゃねーよ! 雑談しにきたとでもおもってんのか(笑) 気さくと無礼の境目スレスレのおやじだったけど、フランクに話せる点はよかったかな。
そんなわけで新宿の不動産屋の案内で、昨日は複数の物件を内見。
当初午前中からいく予定が、営業さんの都合で午後に変更になった。こっちは早く準備をしていたので、余った時間を使って近所の本屋へ。そこで風水関連(笑)の書籍を物色し、部屋で気になった箇所だけ先に読んでいた。でも結果的にこれがよかった。
場所はうちの周辺なので、予定の時間に駅で待ち合わせて、まずはドトールで新着物件の紹介を受け、見たい物件を改めて決めて内見の手続きをしてもらった。
そこであたしは「吉方位って信じます?」と聞いてみた。よく知らないらしい。でも来店するお客さんの中には、やはり方角が悪いという話もでるそうな。だからあたしが方位の話しをしたら興味深げに聞いていた。実は一番条件に合いそうな物件が、現在住んでいる場所からみて、凶相の方角に該当するんで悩んでたんだよね。今年はたまたまその方角(東北東)が「歳破」といって、ダメダメな方角なんだそうで。そこにある物件ってことで、悩んでたんだよね。気にしなければきっと大丈夫さ!仮に引越しが決まったら「方位除け」をしてもらえばいいさ!と思っていたんだよね。
内見する物件の段取りができて、いざ出発。やはり一癖も二癖もある物件が目白押し(苦笑) なんていうか、明るく元気に暮らす様子が想像できない物件とでもいいましょうか。台所のぼろぼろの観音扉をあけると、いきなりうちっぱなしのコンクリートで、とてもそんなところに調理器具はしまいたくないよーーーというものや、内装はめちゃキレイだけど、周囲をぐるりと建物に囲まれていて、光は筋しか入らないのでは?みたいな物件も。1つだけ、ボロさと騒音を我慢できればなんとかなるかな、という物件があったけど、いまいち踏ん切りがつかない。このお風呂はどうかなぁ・・・と考えてしまうのだ。
大体、余ってしかたなく値段を下げたという物件に共通して言えることは、水場のイメージが暗いってこと。お風呂が妙に暗いとか、ユニットバスだけど、昔だからタイル貼りで、そのタイルの色が暗いとか。湿度の高いところなんだから、もう少し明るくする努力をすればいいのに。当然こちらも一目見ていや~んな感じがして、入居する気が失せてしまうのだ。古いなりの清潔感といでもいいましょうか、そういうものが欠落してるんだよね。水場のイメージは大事だよ!
さて、問題はその後。
物件回る最初は平気だったのに、時間がたつにつれて胃の具合悪くなったし。 最後の物件みてから、最初に見た物件の前を通って帰ってきたんだけど、そのビルの脇には薄暗い地蔵さんが祭られてるんだよね。ビルとビルの谷間で、すごく暗い。陰気な感じ。特に夜になってたから、なおさらうわー!という、まさに「陰」。今いるところには観音様が祭られているけど、地元の人たちにとても大切にされており(毎月18日は観音様のお祭りがあるんだよ!毎月だよ!)、その明るいイメージとは正反対!
胃の調子が悪くて前かがみになりながら、一応後で調べようとおもって名前を覚えて戻ったよ。 「牛窪地蔵」というそうです。 忘れないうちにググってみると…
牛窪地蔵と言い正徳元年(1710)の建立。昔ここは刑場で牛を使った股裂きの刑が行われた。
ギャーー((((;゜Д゜))))ーーー!
部屋はかなりボロかったけど、それでも一番条件に近いのがその傍のビルの8階の部屋なんだよね。 方角も凶だけど、仕方ないかなと自分を納得させつつあったんだけどさーーー止めだ止めだ!! 相性悪すぎ。
たぶん、隣のマンションのことだと思うけどこんな情報も。 エリア的に、あたしが内見したマンションが含まれることは間違いない。怖い。怖すぎる。この体調不良はもしかして…と想像しちゃう。でも死んだばーちゃんパワーという気がしなくもない。事実、昨日はばーちゃんに「部屋探しに行くんだけどよろすく!」とお線香上げてでかけたんだよね。
昨日の早起き(一度目が覚めて、珍しく眠れなくなって起きるしかなかった)によって思い立った吉方位調査といい、急遽時間ができて本屋で風水関連の書籍を見つけて読んだことといい(^^;
さらに、余った時間を使って買った本にこんなことが。
・1階が駐車場のマンションは要注意
→打ちっぱなしの壁をもつ陰気な台所の部屋がそうだった
※実際は運気が入ってきにくいからNGとかなんとからしい。
・近所にお地蔵様やお稲荷様が祭られいたら、要注意
→実際調べたら処刑場だったことが分かった
→そんで、実はこの物件が、悩んでいた歳破の方角の物件だったりする
おばーちゃんありがとう!(ということにしておこう)
それにしても相変わらず連絡手段が荒っぽい。胃痛による警鐘は止めてほしいよ…。
#昔は猛烈な偏頭痛を起こしてくれた
投稿者 suzumari : 2004年10月25日 08:22