2004年09月28日
ATM vs あてくし
午前中からお金を下ろしに銀行へ。
ATMでの現金の引き出しは、タッチパネルとの戦いでもある。引き出しのボタンをタッチしたら、あとは暗証番号、金額、確認の一連のボタンを、いかにスピーディに、軽やかに打ってのけるかが密かなテーマだ。
数年前、とあるATMで現金を引き出そうとしたところ、2台しかない端末の1台が故障中で、残りの1台に長蛇の列ができていた。給料日だったこともあり、その場のみんなから「早くしろ!」という怨念にも似た念がムンムン感じられた。しかし自分の番がきたら、どんなに並んでいようと、自分がしたい目的を果たす。だからなかなかATMから離れない人もいるのだ。あるおばさんなどは7~8分は占領していた。並んでいる人々が投げかける「いつまでやってんだよ!」という殺気に満ちた視線は関係ない(笑)
随分待たされてようやく自分の番が来た。記帳もしたかったけど、並び疲れてそんなことはどーでもよくなっていた。とにかく今は現金が引き出せればいいので、引き出しボタンをタッチしてカードを差し込んだら、あとはピピピピピピピピと矢のようなスピードでタッチしまくり! ガシャンと出てきた現金と伝票をひっつかんで財布へねじ込み、ATMの前を離れた。とその瞬間、後ろにいた人から聞こえたのだ。
「はえぇぇ~……!!」
これが私を舞い上がらせたのだ(笑) そんなわけで、それ以後流れるようなタッチ操作に快感をもとめてやまないのである。
そして今日、再びATMの前へ。(って別に散々利用してるけどさ)
いざATM!あてくし流タッチパネル操作をみるがよい!!! とはいわないが、気合を入れてタッチ!
「カラン♪」という乾いた音と、「ガシャン!」という音とともにお金が出てきた。
「カランってなによ?」
見ると1万円札のほかに、小銭の出口に五円玉が1枚。
「・・・・・(汗)」
合計10005円也。「1」「万」「5」「千」「円」とタッチしたつもりが、「千」が抜けてるじゃん。。。。
敗北の瞬間であった。
_| ̄|○
「い…いいもん。別に今は1万円あれば大丈夫だもん…」と心の中でつぶやきながら帰路についた。
っていうか、さらに5000円おろせばよかったんだけどさ(笑)
なんか意固地になってました。
ちなみに、他行のパネルは配置が違うので、サラサラと流れる小川のようなさわやかな操作はできません。
投稿者 suzumari : 2004年09月28日 14:40
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