2003年11月18日
あなたには勝てません
午後からいつものルートで買出しに。直前税理士のAっ子嬢から電話。新宿まで戻ってきたら久しぶりにお茶でも…という話になった。
新宿で合流し、ちょっと早めの夕食でパスタを食べに行った。お店に入って悩みに悩んだ末に彼女がオーダーしたのは「カキ(牡蠣)のトマトソース」のパスタ。それに決めるまでえらく悩みまくっていた。途中でAっ子嬢はあたしに聞く。
「あたしさぁ~カキ苦手なんだけど、食べられると思う~?」
「苦手ならやめたほうがいいんじゃないの。カキがドーンといるかもしんないよ。」
「でもさ、なんかちょっと食べてみたい気がするんだよね。」
「じゃぁ頼んでみれば」
「うーーーーーーーん…本当は苦手なんだけど、どーしよっかなぁ~」
「牡蠣が食べたいわけ?」
「そういうわけでもないんだけどーこんな体調だからさぁ、鉄分採ったほうがいいかなとおもって。」
「それで牡蠣なの?ほうれん草じゃダメなの」?
(と、メニューのほうれん草のパスタを指差す)
「だってーほうれん草のパスタはおしょうゆ味なんだもん。おしょうゆ味って気分じゃないんだよね。」
「何もこの場で十分な鉄分補給を考えなくてもいいんじゃないの(笑)」
「まぁそうなんだけどさぁ、ちょっと貝類を食べてみたいかなぁと思ったりもするんだよね。」
「じゃぁさ、このアサリのパスタは?アサリはいいぞ~。」
「でもさーアサリのってさ、ジンジャーかガーリックじゃん。ちょっと違うんだよねぇ。」
「・・・つまり、トマトソースがいいってこと?」
「ううーーーーーーーーーん!どーしよっかなぁ!カキ食べてみようかなぁ!」
付き合ってはや4年が過ぎようとしているが、未だに彼女の思考回路は謎だらけ(笑)
ようやくオーダーを済ませ、待っている間に彼女があたしを見て言った。
「なんかさ、ちょっと痩せた?」
「最近よく言われるんだけど、体重にも体脂肪にも変化なしだよ。髪が伸びてきたからそのせいかも。」(ほんとはちょっぴし嬉しかったのだが)
「ま~年取ると顔の肉はそげるからねぇ!」
ぬか喜びをさせておいて、一気に突き落とす戦法かよ!(⌒▽⌒;
しばらくするとパスタが運ばれてきた。それを見たAっ子嬢、
「・・・カキがこんなにたくさんいるんですけど!」
ややショックを受けているご様子。この人には勝てないと思った。
投稿者 suzumari : 2003年11月18日 20:55
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