2003年11月06日
午前9時からバリウムを飲む女
そりはあたくし。
そんでもうお外にでてきちゃったけど(⌒▽⌒;
#はえー!
つーか朝一番に心の準備もないままにバリウムを飲まされるのは辛いですな。
いや、心の準備がまったくなかったわけではないのだが、想像していたよりも唐突だったもんで。今回のは自分から渋谷区の健保に電話して、トシもトシだし会社員じゃないから、無料で癌検診受けられないかと問い合わせて入れた予約。そんでもって到着した資料には午前9時からって書いてあるから、夕べはX-FILEを諦めて早寝早起きしたわさ。しかも21時以降は飲食禁止だったし、早起きしても何も口にできなかったし。
受けたのは大腸ガンと胃ガン検診。時間かかるのかなーと思っていた。ももももしかしたら大腸がんの検査って…あんなこととかそんなこととか、つまりいわゆる1つのめくるめく経験かしら!(ウソ) とか想像していた(笑)
事前に送られてくる問診表に必要事項を記入し、2日分検便(爆) 大腸ガンの検査ですからねぇ。大腸を通ってくる廃棄物を調べるのも検査のうちですしねえ。どーするのかって?アラレちゃんを想像するといいのではないかと(笑)。
サラリーマンのみなさんに混じって通勤電車に揺られ、指定の建物に行くのにお約束のごとく地図をみながら一度は反対方向に歩き(笑)、なんとか到着。受付を済ませ、係りの女性に「あちらの胃部X線へどうぞ~」とナビゲートされる。着替えをし、こちらへどうぞといきなり撮影台の上に上らされ、やおら炭酸ガス発生用の顆粒カップをもたされた。
先生がいう。
「まずはこれを口に含んでください。そして水で流し込んでください」
顆粒は口に入れるや否やシュワシュワシュワシュワとすごい勢いでガスを発生しだした!しょえー!それを水の入ったおちょこのようなカップで飲み干す。胃の中でぐんぐんガスが発生しているのがわかるんだが「ゲップは我慢してくださいねー」と先生。そういいながらさらに紙コップを握らせる。見ると白いバリウム。紙コップになみなみと入ったバリウム…。うえっぷ。
ゲップしたいよーーーーーー(涙)
先生は続ける。
「合図をしたら飲み干してください」
いくら朝食抜きで腹がなるほど減ってるとはいっても、こんなバリウム一気飲みできんよーー!と心の中で嘆いている矢先「ハイ飲んで!」 これはもはや気合しかないと決意。
イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!・・・途中でくじけそうになった。が、まけじとイッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!イッキ!
ううっぷきぼぢばるい…無事飲み干してカップを台に戻すと、「ゲップしないでね~」といいながら即座に先生は次の指示。
「そのまま横になったら右回りに3回回転してください。は~い、左肩をあげて~右に回ってうつ伏せに~はいそのまままたあお向けに~これで1回転ですから、あと2回回ってください!」
そんな酷な…(^^;;;
よいしょよいしょと残り2回回転し終えると、今度は台が傾いて頭がどんどん下がる。「そのまま息すって~!」「吸えるかよーーーー(心の叫び)」また戻る。「おえ~・・・」 今度は体を斜めにしろといわれる。そんなこんなで右へ左へ何度も回転し、息を止めろだ吸えだ吐けだといわれながらぐるんぐるんとこねくりまわされた。
「ハイおしまいです。止まったら降りてくださいね」
やっと終わったよ…と台から降りるなり「ゲフっ」と一発目のゲップ。口の周りは飲むときについたバリウムが乾燥してガビガビ。出ると係りのおねーさんが口を拭くティッシュを手渡してくれた。
また自分の服に着替え終えてでていくと、そのおねーさんが下剤の説明の後こういった。
「ハイ!今日はこれでおしまいですので、下剤をお飲みになったらそのままお帰り頂いて結構ですよ!」
「えっ?もう帰っていいんですか?」
「ハイ。検査終了です(笑顔)」
また待合室に出てみたものの、いまいち信じられず、改めて別の係りの人に聞いてみた。
「バリウムだけでいいんですか?大腸がんの検査は?」
「ハイお疲れ様でした!ええもうお帰りいただけますよ~。大腸がんの検査は便だけの検査になりますので!」
なーんだ。あんなこととかそんなことはしないのかぁ~。
あんなこととかそんなことをされたらなんて書いてやろうかしらと悩んでいたのに!(笑)
9時少し前にきて、ちょびっと待たされて、ずばばばばっとバリウム飲まされてぐるぐるぐるっとされて、ぐびぐびっと下剤飲んで終了。
時計をみたら9時10分だった。
投稿者 suzumari : 2003年11月06日 09:54
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