SUZUMODE

裏で電話する男

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26日の夜、新宿に向かう総武線の車内での出来事。シートの端に座って、壁にもたれているとおやじの声が車内に響いた。ふと正面の窓ガラスに目をやると、ややハゲあがった初老のおやじが携帯電話でしゃべっている姿が映っていた。突然響いた大きな声に周囲は驚いて一斉におやじに視線を送るが、おやじはまったく意に介せず。

「もしもし？は？はー？アンタだれ？だれだって聞いてんの！オレ？あ？だってよ、オレの携帯に番号入ってたからこうしてかけてるわけよ。なんか関係あんの？ないの？あっそ。んでアンタ一体誰。何してる人？不良かい？不良じゃないの？あーーーそーーーー不良じゃないのか。そんならいいけどよ、オレの電話には不良からしかかかってこねーからよ。んでアンタ誰よ。だってよ、オレの携帯に番号が入ってたからよ、だからオレはこうしてーーーえーあーーーーーーまぁえーとあれだ、こうして裏からかけてるわけよ。だからアンタ誰だって聞いてんの！え？オレには何にも関係ないわけね？関係ないわけね？あーそー。あーそ。まぁそんならいいんだけどさ。」

思い出した限りおやじがしゃべった概要はそんな感じ。間違い電話の相手をなかなか離さないおやじ。誰か教えてやってよ！裏じゃなくて着信履歴だって…(爆)
っつーか、電話してんじゃねーよ。

それにしても不良からしかかかってこねーって謎～。すんごい謎～！おやじが「裏」というまでのあーとかえーの間に、あたしも含めた周囲はおそらく喉まで「着信・・・」と出掛かってたと思う。そこへ「裏」ときたもんで、寝たふりしながらズッコケた人多数と思われる。

投稿者 suzumari : 2003年08月27日 04:27